空中ディスプレイの原理と仕組み
原理
この技術は画像や物体の放つ光線を1枚の特殊な構造をしたガラスプレートを通過させる事で、その反対側の同じ距離の位置に再び光が集まり原版と同じ像を形成する仕組みを利用しています。また、ガラス素材だけでなく樹脂による製造方法も研究中で、現在スマホ用に小型の試作品が完成しています。
原版とプレートの距離とプレートから出て来る映像の距離は等しくなりますが、プレートのサイズにより表現できる画像のサイズや結像出来る距離が決まります。
プレートサイズが小さい場合は、正面の一定の位置からしか見る事が出来ませんが、大きくなると、結像する距離を更に大きく取れる事から視野率も広くなります。
原理
2面直交リフレクター
言葉が示すとおり直交する2つの鏡が光を反射することで像を成す原理です。1度目の入射角と2度目の出射角それぞれの反射角度が等しく、結果、プレートを対象軸に1:1の空間に実像を表示します。
仕組み
2面直交リフレクター
言葉が示すとおり直交する2つの鏡が光を反射することで像を成す原理です。1度目の入射角と2度目の出射角それぞれの反射角度が等しく、結果、プレートを対象軸に1:1の空間に実像を表示します。
実像としての価値
ASKA3Dプレートは従来のミスト(霧)のような目に見えない物質をスクリーンに用いたり、専用のメガネをかけて観察する必要はありません。物体から発せられる光そのものを空間に集め、集まった空間から光を拡散しています。そのことから実在する物体が放つ光を見ることと同様に空間にある映像を見ているのです。